トヨタのステーションワゴン!魅力的モデルを紹介!

トヨタのステーションワゴン!魅力的モデルを紹介!

トヨタ現行車でステーションワゴンは2車種

SUVやミニバンが人気となった現在、商用車を除く乗用タイプのトヨタ製ステーションワゴンは2種類となっています。以前はセダンからの派生モデルとして発売されることが多かったのですが、一時期ほどの人気が得られていないのも事実です。その中でも今なお人気となっているのがカローラのワゴンモデルでもある『カローラフィルダー』。そしてもう1台が欧州生まれのトヨタ車として販売されている『アベンシス』です。トヨタを代表する2台のステーションワゴンは車格は違えど、どちらも実用的で経済性にも優れています。またデザインや安全性、走行性能にもコンセプトの違うこの2台を比べてみましょう。

カローラフィルダーはベストセラー

トヨタのステーションワゴンでベストセラーの座を守り続けているのがカローラフィルダーです。1966年の初代モデルが登場した歴史あるモデルで、以前はカローラワゴンと呼ばれていました。大人4人が安心・安全、そして快適に移動できる車をテーマに開発されたコンパクトステーションワゴンです。ベースのカローラセダンは言うまでもなく日本の小型大衆車として君臨しており、そのカローラセダンに実用性を加味したのがカローラフィルダーですね。大きな特徴としてはこのクラスでは数少ないモデルであることで、ライバルが存在しないのも販売を伸ばす要因となっています。コンパクトながらも高い実用性を誇り大きなラゲッジスペースも魅力的です。



カローラフィルダーの特徴や魅力は?

カローラフィルダーの注目ポイントは、コンパクトサイズながらも最大荷室容積872Lを誇るラゲッジスペースです。標準で使用する時は407Lですが、後部座席を折りたたむことで大きな荷物もしっかり積み込むことができます。乗用車でありながら商用車として利用する人が多いのも頷けますね。またパワーユニットも2種類用意されており1.5Lにはハイブリッドエンジンもラインナップしています。コストに敏感な現代にマッチしたエンジン構成で、経済性にも優れています。安全面への配慮を欠かさず、トヨタセーフティセンスCが採用されているのも売れ行き好調となっている一因ですね。ベースモデルでは153万~という価格帯にも注目しておきたいところです。

アベンシスはヨーロッパ生まれの帰国子女

1997年のデビューから三代目にあたる現行アベンシスはヨーロッパで生まれたトヨタ車です。日本におけるSUV人気に押され気味で人気や存在はマイナーなイメージですが、実用性の面で言えばカローラフィルダー以上の実力を兼ね備えています。3ナンバーの大型ボディですが日本での取り回しはギリギリセーフとなるレベルで、ラゲッジスペースも大きく取れるのが魅力的ですね。欧州車を超えるトヨタの欧州車という開発コンセプトで生み出され、日本車でありながら日本車らしからぬ雰囲気も持ち合わせています。もっと見直されてても良い車としても特集が組まれたりするほど高性能と快適性も備わったステーションワゴンです。



アベンシスの装備はさすが輸入車のレベル

アベンシスの魅力の一つに輸入車ならではの装備の充実をあげることができます。アルカンターラと本革シート表皮やセンターパネルやドアスイッチの木目調の加飾が標準仕様となっています。高級感を演出する仕上がりは流石ヨーロッパ仕様ですね。また運転時の疲れを軽減し着座時のホールド性を高めてくれるランバーサポートは電動となり快適性も日本のライバル車以上です。高速道路をドライブする場合に利便性を高めてくれるクルーズコントロールも標準なのも長距離ドライブには嬉しい装備です。低燃費を実現する2.0L直4エンジンは大きな車体を動かすにも十分な性能を発揮してくれます。トヨタお得意の無断変速CVTとの相性も抜群ですよ。

まとめ

ステーションワゴンが不人気といわれ、SUVやミニバンに人気を奪われる状況にあってもカローラフィルダーとアベンシスは独自の魅力でそれぞれ評価を得ています。コンパクトサイズのカローラフィルダーはトヨタ随一のベストセラー車、そしてロングセラーモデルとして多くの人から愛されてきました。欧州生まれのアベンシスは魅力的なアッパーミドルサイズワゴンとして、実用性はもとより快適性や走行性能にも優れています。自動車専門家からの評価も高く、今後も魅力的なモデルとして存在していくことが予想できますね。長距離ドライブや買い物などの日常使いにも便利なステーションワゴンの存在価値を見つめ直してみるのもおすすめです。