クラウンが2018年夏にモデルチェンジ!その性能とは果たして?

クラウンが2018年夏にモデルチェンジ!その性能とは果たして?

新型クラウンは燃費性能も向上!30km/Lも夢じゃない!

2018年2月時点で、フルモデルチェンジをはたしたクラウンが2018年夏に発売予定となりました。そんなクラウンのエンジンには以前からハイブリッドシステムが使われるようになりましたが、そのシステムもこの機会に一新されます。ポイントは新開発のダイナミックフォースエンジンとの組み合わせにより飛躍的に向上した燃費性能で、期待が高まっています。
このシステムは、同じトヨタの新型カムリでは33.4km/Lをマークしており、同じエンジンを採用する新型クラウンでは30km/Lも夢ではないかもしれません。もしそうなれば最強のハイブリッドカーであるプリウスにも匹敵することになります。

モデルチェンジによりデザインが激変!よりスポーティに

今回のクラウンのモデルチェンジにより、デザインも刷新されました。トヨタのTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)コンセプトが採用されたことによる影響が大きいです。このコンセプトの採用により重心が低くなり、車体のフォルム自体も先代と比較してスタイリッシュな外観を得るための土台になりました。
これまで数々のモデルチェンジがありましたが、ここまで劇的に変わったのは驚愕でしょう。もともと法人需要や官公庁の用途等により劇的にボディサイズ等を変更することはできませんでしたが、ここで大胆にも大幅なイメージチェンジを図ってきました。


デザインに反して車内空間にはゆとりを確保

そんな新型クラウンですが、室内空間は十分なゆとりを確保できています。TNGAコンセプトが採用されたことで低い重心にはなりましたが、全高は先代と同様のサイズを確保しており、さらに後部座席の快適性に関してもゆとりを持たせることに成功し、法人需要や官公庁の需要にしっかりと対応しているのも魅力的です。
また、コントロールパネルも一新し、通信型カーナビシステムや縦型の大型ディスプレイも採用され運転席周りがより充実しています。近い将来、クラウンでも自動運転技術の導入を視野に入れているとの予感もあります。

価格は果たしてどのくらいになるのか?

ではこの新型クラウンですが、果たして発売したらいくらぐらいの値段になるのでしょうか?TNGAコンセプトを採用し、コスト削減しつつ高い品質を求めていますので、大幅に値段が上がることはないという予想です。そう考えますとガソリン車で400万~550万程、ハイブリッド車で450万~600万程、そして後述するプラグイン・ハイブリッド車では700万円前後と予想されています。
先代と比較すると大幅に値段が上がらないという予想ですが、それでもクラウン自体400万円以上はする車なので手を出しにくい車ではあります。ですが、それを帳消しにするほどの魅力が新型クラウンには溢れています。


新型クラウンにはプラグイン・ハイブリッドも採用される!?

そして最後に新型クラウンにはプラグイン・ハイブリッドシステムが適用されるのではという予想が立てられています。プラグイン・ハイブリッドシステムとは、簡単に言えば『自分自身で充電ができるハイブリッド』という事になり、従来のハイブリッドシステムと違って高速道路のようなスピードを出す場所においても電気だけで運転することが可能です。
この技術は既にプリウスでもプリウスPHVという車名で実現しており、それが今回新型クラウンに採用されるという予想が立てられています。他にはMIRAIで使われている燃料電池のシステムも導入の可能性があるとの事です。

まとめ

この記事を作成している段階では2018年2月時点での情報になります。その時点では2018年夏に新型クラウンが発売され、上記で説明しているようなシステムや装備を導入するという目星が立っています。トヨタのクラウンと言えばセダンの代表格ともいうべき車であり、その歴史は60年以上にわたってモデルチェンジを幾度となく繰り返し、長年様々なユーザーに愛されてきました。
今回のモデルチェンジは15代目にあたりますが、今回は大幅な外観変更と最新鋭のシステムに将来を見据えた導入も打ち出してきました。
今後もクラウンの進化には目が離せません。2018年夏発売予定が待ち遠しいですね。