クルマのホイールの解説と自分でできるホイール塗装の方法をご紹介!

クルマのホイールの解説と自分でできるホイール塗装の方法をご紹介!

塗装の前にホイールの構造を知っておこう!

タイヤを支える部品がホイールです。空気の入ったゴムタイヤだけでは車重が支えられませんし、細いシャフトからゴム製のタイヤに回転を確実に伝えることができないため、金属製のホイールが使用されます。ホイールはタイヤが装着されるリムの部分とホイールハブへの取り付けを行うリスク部分で構成されています。リム部分のうちタイヤに直接触れる部分をフランジと言います。リム部分とディスク部分を一体で製造したものをワンピース構造、リムーブとディスク部を別々に製造してくっつけたものを2ピース構造、さらにリム部分を二つに分けたものを3ピース構造と言います。一般的には単純な構造ほど強固なホイールと言われています。



ホイールの材質は2種類ある

ホイールの素材には基本的に2種類あり、鋼板を使用するスチールホイールとアルミニウムなどが素材のホイールがあります。スチールホイールの魅力はなんといっても低コストで製造できることです。国産車の標準仕様では定番のホイールとされていて、外側にホイールカバーを装着することも多くなっています。最近のスチールホイールはデザイン生にも長けており、魅力的に仕上がりになっています。一方で、軽合金が素材のホイールはアルミホイールがメジャーですね。スチール製のホイールより軽量化が望めます。ホイールが軽いとばね下重量が軽減されますので、ステアリングのコントロール精度が向上します。

じわじわ人気が出てきたホイールの塗装

ホイールの塗装や交換は、ドレスアップの定番で個性を発揮しやすいものです。現在のアルミホイールのデザインは多彩で、選ぶことに一苦労してしまいますね。色調はアルミホイールの登場以来あまり変わらず、素材色を生かしたシルバーが主流で、次いでブラックになりますね。また、塗装については同じ色に塗りなおすことで新品当時の輝きを取り戻すことともに、リムの部分が歩道などに当たってできる「ガリ傷」を隠すこともできます。ホイールの塗装は専門のショップもあり需要もあるようですが、オーナー自身がDIY感覚で行う方法も多く紹介され、カー用品店ではアイテムもそろっています。



ユーザーのホイール塗装の仕方を説明します

①クルマからホイールを外します。
装着したままを推奨しているところもありますが、スプレー後に液だれが起こるので、やめておいたほうがいいです。
②掃除をしましょう。
見た目がきれいでも目に見えない、ほこりや物質がついていますので、必ずホイールは掃除してください。
③傷の補修をします。(パテ塗りと塗装面の平準化のためにならします。)
ブラック以外の塗装だと傷が目立ちます。面倒ですが、仕上がりをよくするためには必要な工程でしょう。
④スプレーで塗装します。
タイヤの養生は忘れないようにしてください。まずは、出っ張っているところ、内側、境目のあるところから薄めにスプレーしていきます。細かいところが終わった後全体的にスプレーしていきます。乾けば完了です。
⑤ホイール塗装の補足説明です。塗料のスプレー缶ですが、ホイ-ル用と表示したものもありますが、クラッカースプレーであれば大抵対応できます(保証できませんので、よく確認してください)。またはがせるタイプのスプレー缶が出ていますので、初心者の方にはオススメです。

まとめ

ホイールの仕組みからホイールのユーザー塗装まで一気にご紹介しました。塗装につきましてはプロに頼むことがベストですが、相場が定まっていないのではっきりした費用は分かりません。4本の塗装をお願いすれば、3万円以上は必要でしょう。ユーザー自身が行えば、材料費だけなので、2000~3000円で済んでしまいます。非常に大きな差ですね。国内においては、普通のタイヤとスタッドレスを履き替えるオーナーも多く、クルマを買い替えた時など、どちらかのタイヤホイールが古くなってしまうことがあり、塗装し直したい気持ちが出てきます。そういったケースで重宝するホイール塗装の技術を今から身に着けておいてはいかがでしょうか?さらなるカーライフの充実が期待できます!