トヨタの注目ピックアップトラック ハイラックスの詳細
- 2018.02.15
- 車種情報
ハイラックスってどんなピックアップトラック?
ハイラックスは1968年からトヨタが発売しているピックアップトラックで、日本よりも海外で活躍しているモデルです。軽トラックの様にキャビンと後ろに荷台があり、5人が乗れるキャビンと走破性がありつつも積載性が確保されているので、使い勝手が良いモデルです。
トラックと言うと、通常のトラックを想像しますが、新型ハイラックスなどは乗用車と同じような豪華な内装になっており、トラックとは思えません。2ドアで2人乗りのシングルキャブのモデルは長い荷台長があり、4ドアで5人乗りのモデルは通常の乗用車と同じ感覚で使えます。
日本では2004年まで発売されていましたが、2017年に日本でも新型ハイラックスが発売されました。
日本で発売!新型ハイラックスのエクステリア
2017年9月から発売されているハイラックスは新しいデザインになりLEDヘッドライトなどが装着され、スタイリッシュな雰囲気を出しています。
フロント形状は2012年から採用しているキーンルックを採用しています。ボディの大きさは、全長が5,335mm、前幅が1,855mm、全高は1,800mmになります。幅は日本で発売されている他の車と同じほどですが、全長が5メートルを超えるので、長い部類に入るでしょう。その分後ろに大きな荷台が備わります。
この大きな荷台があるおかげで、通常の車では運びにくい物まで、後ろに載せて運びやすくなっています。リアゲートの開口幅も1,380mmと広く、大きな荷物でもスムーズに出し入れできます。アクティブに使うのに使い勝手が良い車です。
新型ハイラックスのインテリア
新型ハイラックスのインテリアはグレードによっても異なりますが、上級のZにもなるとピックアップトラックとは思えないほど豪華な作りです。
メーターは自然発光式の物で、中央にはディスプレイが設置され、各種データの表示が可能です。燃費や外気温度などが表示されます。スマートエントリーやスタートシステムも備わっているので、乗用タイプと同じ感覚でエンジンスタートができます。ダブルキャビンのタイプであれば、大人が4人乗車するのも問題ありません。
もちろん足元空間は広くはありませんが、 それでも問題なく乗車できる範囲と言えます。後ろの席を持ち上げると荷物を収納できるスペースがあるので、濡れては困る物を収納しておけます。
新型ハイラックスのパワーユニット
ハイラックスのパワーユニットは、ディーゼルエンジンが採用されています。直列4気筒の2.4リットルディーゼルエンジンで、最高馬力は150馬力、最大トルクは40.8キログラムとガソリンエンジンよりも力強く進みます。
ガソリンエンジンの場合は4リットルエンジンクラスに相当する馬力ですので、 2,000キロもあるボディだとしても、力不足を感じさせないエンジンパワーです。ミッションはすべてのモデルで6段のATが採用されています。
JC08モードの燃費は11.8リットルと、それほど良くはありません。しかしディーゼルエンジンで軽油という事を考慮すると、2リットルクラスの車とそれほど変わらない燃料代になる事が予想されます。
まとめ
日本でも高い耐久性から様々な分野で活躍してきたハイラックスですが、近年は海外での人気が高い車でした。しかし日本でも再販される事を望む声が多くなり、ついに2017年9月から満を期して発売されたのがハイラックスです。
新型ハイラックスは乗用車とそれほど変わらない内装と、高い走破性でアウトドアに、また仕事にと活躍の場が広がる車です。 先端技術の安全装備なども装着しており、歩行者を検知して緊急自動ブレーキが作動したり、車線逸脱の警告もしたりしてくれるプリクラッシュセーフティシステムが標準で装備されています。またクルーズコントロールも装備さされているので、一定の速度で走らせる際の負担が少なくなります。
本格的に走れる4WDシステムや、ピックアップという積載性を活かしてアクティブに使いたい方に魅力的な車です。