フォードのピックアップトラック Fシリーズとは?

フォードのピックアップトラック Fシリーズとは?

フォードのピックアップトラック?Fの意味は?

フォードはピックアップトラックを販売しており、フォードの頭文字のFの後に数字が続く形でモデルを分けています。この数字が大きくなるにつれて、ピックアップトラックの大きさも大きくなるという特徴を持っています。
特にベースとなっているF-150よりも大きい、F-250、F-350、F-450、F-550はスーパーデューティーという別モデルで、1999年以降分けられています。1948年から発売され続けている、歴史あるモデルです。年間販売台数が世界一位になる事もあるほど、多く発売されているモデルでもあります。
ライバル社が多くの対抗車を発売していますが、依然としてフォードのFシリーズは売れ続けている人気のピックアップトラックです。



定番のF-150シリーズの歴史

Fシリーズを語る上で避けられないのが、F-150でしょう。1975年に登場したF-150 は米国で売れ続けているモデルです。グレード別に数字の大きさが変わったりしたり、他のグレードの名前が別モデルになりながらも、このF-150は現在まで発売され続けている息の長いモデルです。
1999年からFシリーズが大きく変わり、F-150より大きなモデルは別設計になり、2001年のモデルなどからF-150をベースとしたスポーツモデルが発売されたり、ハーレーダビットソンとタイアップしたモデルなども発売されたりしました。それからもこのF-150モデルは人気の主力発売モデルです。

さらに大きいF250の特徴やその他のモデル

従来はF-150と共通のボディだったのですが、1999年から大きい独自のボディを持っているモデルとして発売が開始されました。
F-150と比べると、サスペンションが強い物に変えられていたり、V型10気筒エンジンのモデル、さらにはディーゼルエンジンのモデルまで発売されました。ベースモデルよりも、大きなボディと力強いエンジンで人気のピックアップトラックです。その大きさから、商業目的で使われることが多くあるこのモデルも、売れ続けているモデルです。
F-350からは後輪がダブルのモデルもあり、警察や救急車としても使われています。



2017年のフォードF150ラプターって?

2015年のデトロイトショーで2017年のフォードラプターが発表されました。初代のラプターはオフロードをハイスピードで駆け走るレーシングマシンでしたが、後継モデルが発売されていませんでした。F-150がアルミボディになり、ラプターがどうなるのか気になるところだったのですがアルミボディのまま230キロほどの軽量化を施して、走行能力を上げて登場しました。
またエンジンも3.5リットルV6型エコブーストエンジンを搭載しています。排気量は下げつつも、適切に制御されたエンジンで、6リットルエンジン並みのパワーを絞り出します。
ラプターの特徴的なフロントデザインも引き継がれ、さらにオフロード向けに専用にチューンされたダンバーも魅力的です。ダウンサイジングされながらも、走行能力が上がった新しいフォードF-150ラプターは注目の車です。

まとめ

歴史のあるフォードのトラックは様々な種類があります。全米でも売れているフォードのトラックには多くの魅力があり、なぜ売れているのかを納得させる理由があります。
時代に合わせて魅力的なピックアップトラックを作り出していることが、新しいF-150ラプターなどの登場を見ても分かります。現行モデルでも十分パワフルな走りで、それは昔から変わらないスタイルです。しかしダウンサイジングしながらも軽量化やターボなどを上手く活用し、パワーを絞り出しているフォードのトラックは魅力的なアメ車です。
このラプターはフォード・パフォーマンス・ビークルズというチューニング部門が開発しています。2020年までにさらに多くの種類の高性能車を出す予定ですので、今後の開発された新しい車に注目です。