車で日本一周するとガソリン代はおいくら?代表車種のランニングコストを計算してみました!

車で日本一周するとガソリン代はおいくら?代表車種のランニングコストを計算してみました!

都道府県庁を結びながら車で日本を一周してみよう!

自動車を動かす上で欠かすことのできないガソリン。ガソリン代が上がる事で、同じ距離を走っていても文字通りランニングコストが変わってきます。
通勤に自動車を使っている方はそのまま生活費にも跳ね返ってくるので、少しでもガソリン代が安い方がありがたいですね。
今回は敢えて日常から離れ、自動車で日本一周をするとなるといくらガソリン代が必要になるのか。代表的な車種を元に日本一周にかかるガソリン代を算出してみます。
ルートは、47都道府県の県庁を結ぶ形で日本一周するとし、全距離を8,000Kmで計算します。(Googleマップルート検索による計算結果:7259Km)
2018年2月現在の全国ガソリン代の平均はレギュラー140円で、ハイオクが153円となっていますので、この価格を元に早速計算してみましょう!

人気のコンパクトカーで日本一周をすると?

ボディーサイズが小さく、小回りの利く軽快さが特徴のコンパクトカー。ノートフィットあたりのクラスになりますが、欧州の車格区分訳ではBセグメントと呼ばれるクラスになります。2017年度日本で最も売れたBセグメント車が日産ノートでしたので、人気のノートで 日本一周に必要なガソリン代を算出してみましょう。
今回はガソリンでモーターを回すe-powerではなく、通常のガソリンエンジンモデルで見てみます。そちらの平均燃費が17Km/Lとなっていますので、8,000Km走るには471Lが必要になります。ガソリン1Lを140円/Lで計算すると、65,800円となり、ノートで日本一周に必要なガソリン代が算出されました。
意外にガソリン代がかからない印象ではないでしょうか。



妥協なきスーパーカーのランボルギーニはガソリン代も妥協なし!

お次は全世界の車好きが憧れるスーパーカーの代表格であるランボルギーニ。エコとは全く無縁であるかのような、走りに徹底しているメーカーですが、同社のフラッグシップモデルのアヴェンタドールを元に計算してみます。
アヴェンタドールの平均燃費が5Km/L前後だと言われていますので、日本一周に必要なガソリンが1,600L。燃料はハイオクですので、1L辺り150円で計算すると24万円となります。レギュラーとハイオクの違いもありますが、ノートの3倍以上のガソリン代はさすがの金額と言えましょうか。
ちなみにウラカンも見てみると、平均燃費が7Km/Lあたりで、そこからハイオクで算出すると約171,500円。ノートの分を足しても、アヴェンタドールには届きませんでした。

エコカーの代名詞ハイブリッドカーはガソリン代もエコ?

スーパーカーの次は、エコカーの代名詞でもあるハイブリッドカーで見てみます。代表格はやはりトヨタのプリウスですね。
1997年の初登場のときの 「21世紀に間に合いました」というキャッチフレーズがとても印象的で、当時からすでに未来を見据えていたプリウス。エコカーの代名詞の燃費は果たしてどの程度なのでしょうか。
ユーザーによる燃費の平均値を見てみると、1Lあたり約22Kmの燃費となっていました。日本一周には364Lのガソリンが必要な計算となり、レギュラーガソリンで算出すると、50,960円となります。コンパクトカーよりも低燃費なのはさすがハイブリッドカーですね。



家族連れでも行けるミニバンで日本一周をすると?

家族連れにも大人気なのがミニバン。人数を多く乗せて走ることができるのが特徴ですが、2017年に最も売れたミニバンがホンダのフリードになります。
トヨタのヴォクシーなどに比べ、ややコンパクトなサイズであるにも関わらず、シートアレンジによって最大で7人まで乗車できます。運転しやすい手頃なサイズとなっていますので、女性にも扱いやすいミニバンとして人気です。
そんなフリードの平均燃費がレギュラーで12.5Kmとなっており、日本一周に必要なガソリン代が89,600円となりました。ちなみにヴォクシーは平均燃費11Km/Lほどなので、レギュラーガソリンで101,820円となりました。フリードの方が12,200円安い結果に。

まとめ

車で日本一周をするとなると、ガソリン代はいくら必要なのかを計算してみました。
日常の規模から離れ、日本一周とスケールを大きくすることで、より明確に違いを実感していただけたのではないでしょうか。
ハイブリッドのプリウスが最も低燃費で、次いでコンパクトカーのノート。ミニバン売り上げ1位のフリードにウラカンそしてアヴェンタドールの順になりましたが、プリウスとアヴェンタドールのガソリン代の差が約19万円となりました。ウラカンがスーパーカーにも関わらず、国産のスポーツカーともそれほど大差ない燃費性能に時代の進化を感じます。
ぜひ今回の記事を参考に車選びしてくださいね。