モデルチェンジ目前!?スズキ新型ジムニーは2018年デビュー?

モデルチェンジ目前!?スズキ新型ジムニーは2018年デビュー?

スズキ・ジムニーとは?

スズキ・ジムニーは、日本を代表する四輪駆動のオフロード軽乗用車です。小型で軽量な車体を生かした高い走破性能は、クロンスカントリー競技でも常連で、日本のみならず世界中から高い評価を得ています。モデルライフが長いことも特徴で、1970年の初代モデルからフルモデルチェンジした回数はわずかに2回。現行型の3代目も1998年デビューなので、2018年現在で既に20年も販売されていることになります。
そんなジムニーについて、20年ぶりのフルモデルチェンジが2018年に予定されているとの新聞報道がありました(2017年9月17日、日本経済新聞)。スズキからの正式発表はまだありませんが、既に各メディアではスペックや内外装の予想が盛んに議論されています。この記事では、2018年2月現在で予想されている情報について詳しくお伝えしていきます。



新型ジムニーのスペックはどうなる?

新型ジムニーに搭載されるパワートレインは、660ccの直列3気筒ターボエンジンに、スズキの低燃費技術「Sエネチャージ」を付加したものになると考えられています。現行ジムニーに比べてかなりの燃費向上が望めるため、街乗り派や通勤派にも嬉しい仕様になるでしょう。
駆動方式は低速モードを備えた四輪駆動の他、FR(フロントエンジン・リアドライブ)も選択できるようになると予想されています。FRは四輪駆動に比べて軽量に仕上がるので、燃費も向上する上に、さらに軽快な走りが期待できますね。2016年以降盛り上がりを見せているSUV人気に対応して、ライトな街乗りユーザーにも間口を広げたラインナップになるでしょう。

新型ジムニーのスタイリングは?

ジムニーには、初代モデルから伝統的に強固なラダーフレームとリジッドアクスルサスペンションが使われ続けていますが、オフロードでの走破性を考慮して新型モデルにも引き継がれます。全体的な印象は変わることなく、直線的なデザインを基調としたスクエアなスタイリングとなるでしょう。インテリアも以前のイメージを継承した、シンプルな直線基調になると考えられています。
現行ジムニーは丸いヘッドライトを角が丸まった四角形に収めた形状となっていますが、新型ジムニーは丸目のヘッドライトを前面に押し出したデザインになることが予想されています。2代目ジムニーに先祖返りするような感じでしょうか。流線型のSUVが主流の中、スクエアな新型ジムニーが注目の的となるのは間違いありません。


新型ジムニーの発売日と価格は?

新型ジムニーの発売日に関しては2018年2月現在、スズキからの正式なアナウンスはなく、はっきりとした日付はわかっていません。期待された2017年東京モーターショーでの発表がなかったため、発売は2018年の夏以降と考えられています。スズキの販売代理店に「現行モデルの生産を2018年2月中旬に終了する」という通達があったとの情報があり、フルモデルチェンジへのカウントダウンは始まっている様子です。
価格については、現行モデルから大幅な値上げをすることなく、140万円前後〜200万円台に収まると考えられています。山間部や豪雪地帯での「ジムニーでなければ!」という声に応えて、むやみにラグジュアリーな方向に舵を取らないスズキに、メーカーとしての良心を感じますね。

まとめ

ここまで、発表を間近に控えた新型ジムニーのフルモデルチェンジについて、2018年2月現在で予想されている情報について詳しくお伝えしてきました。ジムニーは、硬派なクロスカントリー競技車としての一面と、山間部の生活の必需品としての一面と、お洒落なロングセラーSUVとしての一面と、多彩な顔を持つスズキの看板車種のひとつ。フルモデルチェンジには世界中から注目が集まっています。
スズキは、アルトやハスラーといった軽自動車で、それまでスズキに興味のなかったユーザーたちを振り向かせることに成功しました。新型ジムニーも、次回のフルモデルチェンジによって台風の目になる可能性を秘めています。スズキの正式発表まで、新型ジムニーの動向から目を離せません!