運転の苦手意識にサヨナラしよう。コツをつかめば怖くない!
- 2018.02.21
- 車の知識
運転の最大のコツは「落ち着くこと」
運転を始めたばかりの初心者さんや何年も運転していないペーパードライバーさんは、運転に対して苦手意識を持っている人もいることでしょう。確かに車に慣れていないと、交通事故を起こさないか、どこかにぶつけたりしないか、とソワソワしてしまうのも仕方ないですよね。どうしたら運転への苦手意識を取り除けるのでしょうか?
運転に慣れるコツは、「落ち着くこと」にあります。運転することに恐怖心があると、どうしても気持ちが落ち着かず焦ってしまいがちです。しかし、急いては事を仕損じます!まずは大きく深呼吸して、リラックスしましょう。シートを少し後ろめ(ハンドルを握って軽くひじが曲がる位置)にして座ると、肩に力が入りすぎず運転しやすくなりますよ。
車庫入れのコツは車幅感覚とハンドル感覚
運転が苦手な人が怖いと感じることのひとつが「バックでの車庫入れ」でしょう。運転熟練者からは「そんなの慣れだよ!」と言われるものの、何度やってもうまくいかず頭を抱えている人もいますよね。壁に左サイドミラーを擦ってしまうという人もいませんか?
このコツは「車幅」と「車の動き方」を覚えることです。
車幅感覚をつかむには、左のサイドミラーを壁ギリギリまで寄せる練習をしてみましょう。その際、運転席から左側がどのように見えるかを覚えておくのです。センターラインに寄せた時の歩道との距離も覚えておきましょう。
そしてバックで混乱しやすいのがハンドルの向きですね。車はハンドルを切った方向に動きます。それは前進でもバックでも同じです。ですから、進みたいのが左後方なら左に、右後方なら右にハンドルをゆっくり回しましょう。
「早めに」「ゆっくり」の対応が上達のコツ
車庫入れに続き、車線変更・右折のタイミング・左折の巻き込みなども怖さの要因になっていませんか?
これは「早めに」がポイントです。サイドミラーを「早めに」確認して周囲をしっかり見渡し、ウィンカーを「早めに」出しましょう。それによって後続車や周りの自転車・歩行者にも、あなたの車の動きがわかりやすくなります。
また、「車は急には止まれない」とよく言いますが、急発進・急停車・急ハンドルは事故につながる危険な運転です。こちらは「ゆっくり」がポイント。発車・加速するときのアクセル、停車・減速するときのブレーキは「ゆっくり」踏んで「ゆっくり」離しましょう。そしてカーブや曲がり角での急ハンドルは、車体が外側に振れて車線オーバーしやすくなります。ハンドルも「ゆっくり」切るように気を付けてくださいね。
一点集中はNG!視野を広くもつのがコツ
ヒトは集中しようとするとどうしても視線が一点に偏りがちです。勉強や趣味ならばそれに越したことはありませんが、運転時の一点集中は事故の元!360度全方向を意識するつもりで、視野を広くもちましょう。
直線道路ではひとつ先の信号を見るつもりで遠くに視線をおくと、広い範囲が見えやすくなります。
サイドや後方はしっかりとミラーを活用してください。
また、運転中に他の事に気を取られることは絶対に避けましょう。ナビの凝視や携帯電話の使用はもちろんのこと、同乗者とのおしゃべりにも要注意ですよ。
まとめ
いかがでしたか?運転のコツは「落ち着いて・早めに判断し・ゆっくり動く」ことです。落ち着いてゆっくり運転することを心がけていれば、事故を起こす確率も下がります。
車をゆっくり運転していると後ろから距離を詰めてきたり、クラクションを鳴らして煽ってくる人たちが残念ながら少なからずいます。そんな時運転に苦手意識があると、煽りが余計に怖く感じてしまうことでしょう。しかし誰でも初めは初心者ですし、どんなことでも慣れるまでには人それぞれ掛かる時間が違います。あなたも運転免許を取る際教習所でしっかりと練習をしてきたのですから、慌てなくて大丈夫。あなたのペースでゆっくり運転のコツをつかんでくださいね。