中古車でフィットを探すなら、まずはフィットを知ろう!

中古車でフィットを探すなら、まずはフィットを知ろう!

中古車市場には3種類あるホンダフィット

フィットは本田技研工業が販売・製造している普通自動車です。中古車市場でも、比較的に台数も多めで展示販売されている姿を見かけます。2018年現在、ホンダからラインナップされているフィットは、5ドアのハッチバックタイプを新車として販売されています。
しかし中古車市場ではホンダフィットと言っても、現在新車販売されている5ドアハッチバックタイプ以外に、4ドアセダンタイプ、そして5ドアのステーションワゴンの3種類が存在しています。フィットは2001年に登場しましたが、以降は派生車種も販売されてバリエーションの数が増えていきました。2018年には5ドアハッチバックタイプの1タイプのみがラインナップされている事になります。



中古車セダン「フィットアリア」

セダンタイプとして販売されていたフィットアリアですが、中古車市場で見かける機会は年月と共に少なくなってきました。2018年2月現在の中古車価格は30万円前後の値段が平均的な相場です。
フィットアリアは乗車定員が5名で4ドア仕様になります。全長サイズは4,390mm車幅が1,690mmで設計され、5ナンバーのボディサイズであることから小型のセダン車に属します。駆動方式には前輪駆動のFFタイプとフルタイム4WDがあり、エンジンの排気量は1,500ccでホンダ独自のシステム「VTEC」が採用された車です。また標準装備として電波式のキーレスと、UVカットガラスが備わります。快適装備の一環では、CDプレーヤーとAM・FMチューナーが用意されていて、日常の使用でも不便なく利用できるのがフィットアリアです。

中古車ステーションワゴン「フィットシャトル」

フィットシャトルはステーションワゴンタイプの車です。2011年に登場したフィットシャトルは、その後マイナーチェンジを経て2015年3月に生産が打ち切られました。中古車市場のフィットシャトルはその時代の車となります。2018年2月現在の中古車価格は85万円前後の値段が平均的な相場です。
この頃からは、バリエーションにハイブリッド車もラインナップされています。ハイブリッドタイプはエンジン排気量が1,300ccと1,500ccに分類され、双方にVTEC機能が備わっています。1,300ccタイプの燃費は25.2km/Lという優れた性能が実現されています。また排気量が1,500ccのタイプはガソリンエンジンでラインナップされ燃費は18.8km/L(いずれもJC08モード)をマークします。そしてガソリンエンジンタイプのみに駆動方式がFFと4WDのバリエーションが用意されています。



中古車5ドアハッチバック「フィット」

2018年現在でホンダから販売されているフィットは3代目となるラインナップです。初代型は2001年に登場していることから、中古車市場にはその間のフィットが流通しています。2018年2月現在の中古車価格は140万円前後の値段が平均的な相場です。
現行タイプのシャトルは、技術の進歩もありハイブリッドタイプでの燃費は34.0km/Lの高性能な数値をマークします。またガソリンエンジンであっても、その燃費性能は24.6km/L(いずれもJC08モード)となります。
またドライバーに安全運転の支援を行うシステム「ホンダセンシング」も搭載されて安全装備の充実化も進んでいる車です。ホンダセンシングとは、未然に交通事故を抑制させて防ぐシステムで、車体に取り付けられた専用のカメラとミリ波レーダーにより自車の周りを監視してくれます。

まとめ

ここまでホンダフィットについてご紹介して、フィットの歩んで来た歴史を紹介しました。本項で述べたように中古車市場にはフィットといえども様々なバリエーションが存在しています。ユーザーのライフスタイルや使用目的、予算等も含めてご自分に合った1台に出会えると良いですね。
勿論、予算の都合はいつも付いて回る条件ではありますが、フィットに限らず中古車はなるべく現行型に近いモデルが欲しくなるところです。しかし、フィットシャトルのように先代型モデルやそれ以前のモデルであっても、燃費性能が優良なポイントやステーションワゴンの特性を生かしたラゲッジスペースの広さがあります。現在でも有効利用できる機能は多分に含まれています。