マツダキャロルに乗ろう! 人に優しいキャロルの魅力

マツダキャロルに乗ろう! 人に優しいキャロルの魅力

1962年に初登場したマツダキャロル

マツダ・キャロルは自動車メーカー「マツダ」が販売している軽自動車です。軽自動車といえば排気量660ccエンジンという印象がある車ですが、マツダ・キャロルの歴史を紐解けば初代型のキャロルは排気量360ccのエンジンを搭載していました。
キャロルは1962年に初代型が登場しました。当時、スバル自動車からも軽自動車が販売されており、その差別化を計るためにマツダはキャロルに4ドアタイプをリリースするなど競合他社と技術革新に向けて進歩していきます。同時にキャロルには排気量600ccタイプをラインアップさせています。尚、2018年時点では実に7代目となる5ドアハッチバックスタイルのマツダ・キャロルが販売されています。

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マツダ・キャロルの進化の工程

初代型のキャロルの面白い特徴は、車体の後部にエンジンが搭載されていたポイントです。セダン車で例えるならば、トランクルームの位置にエンジンが備わっている車になります。エンジンは直列4気筒を搭載した後輪駆動タイプです。
初代型キャロルの車両重量は525kgで、2018年の現行型キャロルはおおよそ600kg台の重量があります。ボディサイズは初代型で全長サイズは2,980mm、車幅は1,295mmありました。現行型キャロルは全長が3,395mmで車幅は1,475mmあります。この辺りは軽自動車に限らず、時代と共に車サイズは大きくなっていることが分かります。初代型キャロルは登場から約8年の時を経て、1970年に販売が終了します。

2018年のマツダ・キャロル

初代型の販売終了から、キャロルが復活するのは1989年になります。このときのキャロルが2代目として位置付けされます。
それ以降、キャロルはモデルチェンジを繰り返す事により進化を遂げ、2018年のモデルへと至ります。マツダ・キャロルの新車は、84万円からのラインアップで展開されています。グレードは4種類用意されており、ボディカラーは全7色から選択出来ます。
またマツダ独自のオプションにより、オリジナルボディカラーから細部にインパクトを与えるコーディネートも可能です。このカラーコーディネートで、ドアミラーカバーのカラー変更やガーニッシュラインに色を追加する事ができて、ユーザーのお好みに応じたオプションが展開されています。



キャロル「GL」の性能と装備

キャロルのアップグレードモデルと言えるグレード「GL」は、駆動方式が前輪駆動のFFタイプと、フルタイム4WDが用意されています。燃料はレギュラーガソリンを使用して、FF駆動タイプの燃費は37.0km/L、フルタイム4WDは33.2km/L(いずれもJC08モード)という燃費性能に申し分の無い、優良な軽自動車と言えます。
また運転席にシートヒーターが設置され、且つフロントガラスと運転席・助手席側のサイドガラスにUVカットガラスも備わっていることから、乗る人に優しい配慮がなされた車です。安全装備も充実しており、フロントガラス内側にブレーキをサポートするレーダーが取り付けられています。

まとめ

今回、マツダの軽自動車としてラインアップされているキャロルについてご紹介させて頂きました。キャロルの歴史は、とても古く1962年から実績と信頼を積み重ねた軽自動車です。特に初代型の後部にエンジンが搭載されている形式等、画期的な技術が取り入れられ、メーカーマツダの今日に至ります。
2018年でもキャロルは販売されており、快適性能や燃費性能に優れた軽自動車となっています。グレードは4タイプで展開され、燃費は27.2km/Lから37.0km/Lまでの範囲で、どのグレードでも優れた燃費性能を誇ります。快適さも乗る人に配慮されたキャロルは、今後マツダの手によって更に進化を遂げる軽自動車として注目される1台です。