国内最高ブランド“レクサス”のSUVが気になる！SUV3モデルの特徴を紹介！

トヨタのSUVは多種多様

日本を代表する車メーカーであるトヨタが、世界的な人気を博している理由の一つが、その商品ラインアップです。世界のありとあらゆる国のお客様を満足させるため、同じ車種でも、価格帯の異なる製品を同時並行で発売する販売戦略を採用しています。
当然ながら、世界的に人気車種となっているSUVでも同様です。トヨタではスタイルの異なるSUVを、コンスタントに5車種以上展開しています。今回はその中でも、トヨタのトップブランドである“レクサス”を冠する3車種をご紹介いたします。

普段使いに便利なコンパクトSUVトヨタ「レクサスNX」

トヨタ｜レクサスNX　504万円～（新車）
SUV特有の広く余裕のある車内に、高い座席。それでいて全長が短く運転がしやすいと、男性からだけでなく、女性を含めて幅広い層から人気を集めているコンパクトSUVですが、もちろんレクサスにもあります。それが「レクサスNX」です。
コンパクトSUVの分、他のフルサイズSUVに比べると安いですが、だからと言って手抜きはありません。レクサスブランドらしい、ラグジュアリーなエクステリアとインテリアはしっかりと残っています。SUVは車高が高い分、揺れが強かったりしますが、「レクサスNX」はレクサスのセダンシリーズと変わらない心地よさがあります。普段使いのコンパクトSUVとしては、最良のモデルの一つです。

北米でも大人気のフルサイズSUVトヨタ「レクサスRX」

トヨタ｜レクサスRX　769万円～（新車）
コンパクトSUVの「レクサスNX」に対して、フルサイズSUVが「レクサスLX」です。レクサスブランドの車は品質保持のため、日本国内でしか製造されません。しかし例外が、この「レクサスRX」 です。北米でのあまりの人気に対応するため、カナダにあるトヨタの現地工場で製造されました。いわゆるコンべモデル限定ですが、海外生産はレクサスブランドが1989年に始まって以来、始めてのことです。いかに、「レクサスRX」 が海外で高い評価を受けているのか、良く分かるエピソードです。
レクサスを名乗る以上、当たり前といえば当たり前ですが、「レクサスRX」の売りは、まずその乗り心地です。静粛性が高く、揺れも少なく、なによりハイクラスモデルらしい上質なシートのため、長時間運転していても疲れない車という評判があります。

最高峰の中の最上級レクサスSUV「レクサスLX」

トヨタ｜レクサスLX　1,115万円～（新車）
そして、レクサスブランド3モデルの中でも、最上級という位置づけが「レクサスLX」です。なにが凄いかと言いますと、ラグジュアリーSUVの中では珍しい本格オフロード機能を備えております。トヨタのオフロード機能と言えば、ランクルことランドクルーザーが有名ですが、「レクサスLX」にもランクルで培われた技術が投入されており、都会派のハイセンスSUVでありながら、本格クロスカントリー車（クロカン）のDNAも併せ持っています。<ｂｒ>
ランクル系統のため、車体が大きく重くなっており、先述した2車種と比較すると燃費が悪い、乗り心地も少々劣る、という評判があるのも事実です。しかし、インテリアの質感に拘ったクロカンというのは、非常にレアな存在です。その点を評価してオーナーになる方が多いです。なお、インテリアの上質さについては、レクサスブランドのSUVの中でも最高峰と位置付けられているだけあって、目を見張るものがあります。

トヨタ・レクサスSUVのライバルはトヨタ？

トヨタ｜ハリアー　284万円～（新車）
「レクサスLX」はいわばランクル系の高級車だとご紹介しました。それに対して「レクサスNX」や「レクサスRX」 は、SUVハリアー系をとことんまで突き詰めたモデルと言えます。敢えて、その2車種のライバルになる車を答えるとすれば、ベースモデルになるハリアー系になるでしょう。
ハリアー系の長所は圧倒的なコスパです。そもそも、大衆車の位置づけであるハリアー系とレクサスを比べること自体間違いですが、事実上の姉妹モデルである「レクサスNX」が504万円からなのに対し、「ハリアー」が209万円からと、倍以上の価格差が出ることを考えるのは十分に考慮されるべきです。
逆にハリアーの欠点と言われるのは、乗り心地です。決して悪いわけではないのですが、ハリアーは同乗者が酔いやすい車という評判があります。というのも、車高が高い分、揺れが起きやすくトラックに乗っているような揺れが発生します。もちろん、エクステリア・インテリアの質感も落ちます。

まとめ

今回は、レクサスブランドから発売されているSUV3モデル「レクサスNX」「レクサスRX」「レクサスLX」をご紹介いたしました。世界の高級車メーカーからラグジュアリーSUVが登場していますが、そのきっかけになったのは、レクサスSUVの北米市場投入と、その大成功だと一般的に言われています。
そして、レクサスSUVは次々と登場するライバルたちに埋没することなく、日本発のラグジュアリーSUVとして地位を確かなものにしています。金額的に簡単に買える車ではないかもしれませんが、多くの方に興味を持っていただきたい車であるのは間違いありません。