2017年秋にモデルチェンジしたランドクルーザープラド その魅力を解剖!

2017年秋にモデルチェンジしたランドクルーザープラド その魅力を解剖!

2017年150プラドが二度目のマイナーチェンジ

ランドクルーザープラドはトヨタ自動車が製造・販売するSUVで、ミドルクラスに位置付けされる車です。ランドクルーザープラドの歴史は古く、初代型は1990年に登場しています。それ以前はランドクルーザー「ワゴン」という名称で販売されていました。
ランドクルーザープラドは初代型の登場以降、トヨタ自動車の様々な技術革新のもとに進化を遂げていきます。3代目となる「120プラド」は2002年にモデルチェンジが行われ、それまでとは違い高級路線へと変貌をしました。
2009年には4代目となる「150プラド」が登場します。その後、2013年に1度目となるマイナーチェンジを経たのちに、2017年の秋には2度目のマイナーチェンジが行われたランドクルーザープラドが更に進化を遂げ誕生します。



洗練されたフロントデザインが魅力

2017年秋にモデルチェンジをしたプラドは、先代型と比べてエクステリアデザインの変更や、安全装備の充実化を主に改良されて登場しました。フロントにはグリルデザインが拡張されて、より力強さを印象付けられると共に、洗練され引き締まったフロントフェイスは良好と言えます。ヘッドライトにはLEDが標準装備となり視認性もアップされました。
またボンネットの形状が独特な雰囲気を演出されていて、縦に波打つような凹凸の形状からはプラドの個性が伺えます。フロントデザインは、まさにダイナミック感が溢れているといっても良いでしょう。
このランドクルーザープラドは、ボディカラーが全9色で販売されています。グレードは大きく3つに分類されており、新車価格は353万円からのラインアップです。

充実した4つの安全装備

2017年にモデルチェンジを行ったランドクルーザープラドは、前項のエクステリアデザインの変更と共に、安全装置の充実を採用しています。その安全装置の名称はセーフティセンスPと呼び、ラインアップ全車に標準装備されました。
セーフティセンスPは4つの感知システムで機能します。
①「追従ドライブ支援」先行車を認識しミリ波レーダーと単眼カメラによるクルーズコントロール機能。②「車線はみ出しアラート」走行中の白線を単眼カメラでキャッチし車線からはみ出すような不意な動きを抑制。③「自動ハイビーム」夜間走行時においてヘッドライトのハイ・ロービームの自動制御によりドライバーが認識しにくい歩行者などから事故を未然に防ぐ。④「プリクラッシュセーフティシステム」不意な場面での被害軽減にブレーキ作動をアシスト。



ランドクルーザープラド「TX」

では、モデルチェンジを遂げたプラドのグレード「TX」の詳細をご紹介します。「TX」はクリーンディーゼル車とガソリンエンジン車の2パターンが存在します。
クリーンディーゼル車は排気量2,800ccで177馬力を誇ります。燃費は11.8km/Lの性能です。一方でガソリンエンジン車は排気量2,700ccとなり163馬力です。燃費は9.0km/L(いずれもJC08モード)。双方とも4WDで、乗車定員5人乗りと7人乗りの仕様で展開されています。
タイヤには17インチホイールを装着し、足下からもプラドの存在感を増す演出がされています。プラドの車幅は1,885mmで設計されており、日本の道路事情を考慮してみても決して大き過ぎとは言えない設計がなされています。

まとめ

1990年に登場したランドクルーザープラドは、4代目となる2017年秋には2回目となるマイナーチェンジが行われました。このモデルチェンジによってエクステリアの変更や安全装備が更に充実され高性能なSUV車として存在します。
ランドクルーザープラドの安全装備「セーフティセンスP」は、日本政府が事故防止として啓発しているセーフティ・サポートカーの安全コンセプトカーに位置されます。
エンジンは環境に特化して配慮されたクリーンディーゼルタイプと、ガソリンエンジンタイプがあり、ユーザーの好みに応じた選択が可能です。また力強さとドライビングの楽しさを十分に味わえて、環境にも優しいランドクルーザープラドの進化は今後もトヨタの技術革新により更に躍進することでしょう。